• 松阪競輪場開設66周年記念蒲生氏郷杯王座競輪3/25〜3/28

インサイドレポート・シリーズ総評

後記 GⅢ 松阪 03/25

 古性優の二回目となる記念Vで幕を閉じた松阪記念。最終日には109回生による本社杯「ルーキーチャンピオンレース」が行われるなど、開催を通して迫力満点のレースが繰り広げられた。

山田庸平

山田庸平

 ウィナーズカップで好走した山田庸だったが、二次予選で敗退。しかし、その後は気持ちを切り替えて3811着。連勝でシリーズを終えた。

 「今回は自分のメンタルと脚が、なかなか噛み合わなくて難しかったです。前回(ウィナーズカップ)からケアしてきたつもりだったんですけど、疲れもありました。でも、3日目から徐々に疲れも抜けてきてよくなりましたね。体のケアの大切さを改めて感じるシリーズでした。最終日も、しっかり外を踏んで仕掛けることができたし。次に繋がるレースができたと思います」

 佐藤一はタテヨコ俊敏に動いてシリーズ2勝。初日には鈴木庸、3日目は取鳥雄の7番手まくりを、それぞれ中団確保から弾いてまくる軽快な走りを披露した。

 「初日、3日目にタテヨコができるところを見せられたのは大きいですね。最終日も、叩き切るのに時間はかかったけど、先行することも見せられて良かったです」

大塚英伸

大塚英伸

 大塚英は、練習方法を見直して1273着とまとめた。

 「前回の伊東の前に2回連続で乗り込みをやって、スピード練習で仕上げたら決勝に乗れたので。今回も乗り込みを2回やって仕上げてきました。2日目までは余裕がありましたね。普段はレース間隔が空いているときしか乗り込みはしなかったんですけど。これからは中3日でもやろうかなと思っています」

 近藤隆は準決敗退も、最終日には好展開をモノにして9161着。

 「ジャン過ぎから前でやり合ってくれたので。うまく脚をタメることができたし、(前団との差が)詰まってからしっかりと仕掛けることができました。静岡から換えたシューズがしっくりきていますね。練習すれば、もっと良くなります。弟子も取ったし、一緒に強くなれるように」

ページトップへ