• 函館競輪場開設68周年記念五稜郭杯争奪戦6/2〜6/5

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 函館 06/02

久米康平

久米康平

 今年の函館記念はナイターでの開催。好メンバーが顔を揃え、白熱したバトルで函館の夜を盛り上げた。波に乗れていなかった久米康も3度のバックを取るなど、変わらぬスタイルでファンを沸かせた。成績こそ2日目の1勝に終わったが、好感触を得た様子。

 「セッティング、シューズを元に戻したら全然良いですね。周回中から楽です。いろいろ換えてみたりしたけど、ハマらなくて。最近はしんどかったけど、これでもう大丈夫。また、競輪が楽しくなってきました」

竹山陵太

竹山陵太

 竹山陵は補充で2日目から参戦。自力、番手と巧みに立ち回って着とまとめた。

 「今シリーズはやった方ですね。自転車を前回(宇都宮)から換えました。4月に一度乗って悪くて。でも、宇都宮でもう一度使ったら初日に1着。2日目もモガき合いになったけど、9着じゃないし動きが良かったです。函館に来てからも、いじったら軽くなりました。しばらくは、この自転車を乗ります」

柴崎淳

柴崎淳

 G戦でも好走していた柴崎淳だったが、連戦の疲れで着。直前に控える宮杯までに立て直しを図る。

 「今シリーズは見ての通りです。ダービーもそうですけど、そのあとに名古屋で吉田(敏洋)さんの前で走って。普段以上に緊張感がありました。全プロの段階では、やばかったですね。レースが詰まっていたから、疲れが出てきているかな。宮杯には影響しないようにしたい」

 山本紳は負け戦ながら2勝をマーク。競走得点も100点オーバーと、着実に力を付けている。

 「最終日に、こんなところ(一般戦)を走っていてもしかたがないんですけど。でも、2勝って考えれば、マイナスばかりではないですね。来期は1班を狙えるくらいにならないといけない。タイミングさえ逃さなければ、戦える感じがありますね」

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