ピックアップ GⅠ 小倉 11/21
最終日に落車に見舞われた平原康多は、今年を象徴するようなアクシデントでもあった。5日目の坂井洋とのワンツーが、シリーズ唯一の白星。11年連続のグランプリは途切れたが、怪我を克服して、いつものS班の赤いレーサーパンツに早く戻ってほしい。
「(5日目に今年を振り返り)毎年、怪我はするけど、今年は大きな怪我が続いて治すことができずに1年を終える。それが自分の今年の実力。(原因は怪我なので)まずは、その1つ、といってもそこが大きい問題なんですけど。関東から一人でもSSが出てくれて良かった気持ちもある。眞杉は不安のなかでいるみたいで、相談を受けるんで自分のわかる範囲で話していますよ。コロナの時期に7車立ては走っています。あとは選手として与えられたところで一生懸命頑張るだけ。再来年、赤いパンツをまたはけるように努力するだけです」