ピックアップ GⅡ 松戸 07/13
初日は積極策もラインの援護を失うアンラッキーな展開で予選敗退。それに気落ちすることなく取鳥雄吾は、佐々木豪との別線を選択しながらも、2日目に単騎で逃げ切った。町田太我の番手から勝ち切った最終日と2勝をマークした以上に、意義のあるシリーズだっただろう。
「(2日目は)先輩の意地を見せられて良かったです。(佐々木)豪ちゃんが嫌いとかじゃなくて、これからもっと2人とも強くなっていかないといけないし。そういう期待も込めて(別線で)レースをした。(最終日は)北津留(翼)さんの巻き返しが早すぎて、(町田)太我は流せなかった。自分が早めに北津留さんをなんとかできれば良かったんですけど。すごく掛かっていたし、そこはさすが町田太我だなって。同地区の後輩が頑張ってくれてうれしい気持ちと、僕の不甲斐なさとですね。僕もあれで飛んじゃうわけにはいかないし、僕の状態以上の着を取らせてもらった。(番手で)やれることは少ないけど、僕のできることしっかりとやって、恥ずかしくない先輩でいたい」