思いを背に児玉碧衣
4年連続でファン投票1位と名実ともにガールズトップに君臨する児玉碧衣が力を見せ付ける。ガールズケイリンフェスティバルの決勝は想定外の前受けからのレースで力を発揮できずに終わっただけに、ここに懸ける思いは一層強くなっただろう。フェスティバルの後は再び6連勝していて、今年は37戦35勝。仕掛けのタイミングを外さなければ異次元のダッシュ、スピードで圧倒しよう。
昨年終盤から急速に力を伸ばしてきた高木真備が打倒児玉の一番手だ。直線強襲を決めてフェスティバルを優勝したのが今の実力。佐藤水らを寄せ付けずに逃げ切り優勝した続く7月函館など今はレースが見えているし、とにかく何をやっても強い。
小林優香がリベンジに燃える。反応が良くなかったフェスティバルの失敗は繰り返すまい。五輪代表らしい豪快な走りが復活なら、ライバルをまとめて黙らせられる。
ビッグレースで準Vが続いている石井貴子も今度こその思い。巧者ぶりを発揮するか。