• 青森競輪場開設71周年記念みちのく記念競輪9/23〜9/26


ルーキーシリーズプラス シリーズ展望

犬伏と上杉が激突

犬伏湧也

犬伏湧也

 ルーキーシリーズで好成績を収めた選手が走る「ルーキーシリーズプラス」。すでにA級2班に特別昇班した3人をはじめ119期のエリートがそろったが、犬伏湧也の存在が頭一つ抜けている。ルーキーシリーズは3戦走って全て完全優勝した犬伏は、本格デビュー後も全く底を見せていない。1・2班戦初戦の8月松山の決勝で2着に敗れて遂に連勝はストップしたが、すぐに気持ちを切り替えて続く9月防府は完全優勝。S級トップクラスに匹敵する破格のタイムで毎レース後続を引き離してしまうスピードスターの評価は微塵も揺るがない。果たして同期で犬伏を止められる選手は出てくるか。

 犬伏に最も迫れそうなのは上杉嘉槻だろう。ルーキーシリーズでは犬伏に迫れなかったが、本格デビュー後は順調そのものだ。初戦の決勝で仕掛けが遅れて2着に終わったのを反省し、以後は全て逃げ切りで特別昇班。1・2班戦初戦の9月弥彦もやはり3日間逃げて完全優勝と文句なしだ。元々が大学自転車競技のエリートで、本領を発揮し始めた今なら犬伏との対決も一層興味深いものとなろう。

 北のゴールデンキャッパー木村佑来に懸かる期待も大きい。1・2班戦初戦の8月立川は411着と予選で敗退も、持ち前のダッシュに後続が離れて別線の強力機動型が番手にハマっての結果で仕方がなかった。北同士で柔軟性ある平山優太を味方にできれば有利に運べる。7月奈良MN決勝で上杉を破っている北川大成に、谷口力也の熊本勢も同様だし、在所ナンバー4の石塚慶一郎も意地を見せたい。

出場予定選手

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