• 取手競輪場開設72周年記念水戸黄門賞6/4〜6/7


レインボーカップ A級ファイナル シリーズ展望

橋本瑠偉が特進を決める

橋本瑠偉

橋本瑠偉

 1~3着に入ればS級に特進する期末恒例の「レインボーカップA級ファイナル」。7月からもA級なのは橋本瑠偉と台和紀で、モチベーションの高さを考えてもこの2人がレースの中心になるとみた。本命は橋本だ。2月に栃木へと移籍すると、眞杉匠を筆頭に伸び盛りの若手がそろう環境に刺激を受けて113期ナンバーワンが遂に本格的に覚醒。2月以降は8場所走って5V、準V2回で連を外したのは僅かに1走のみだ。“もっと長い距離を踏み切れるようになりたい”と本人は課題を挙げて上を見ているが、現時点でもA級最強レベルの豪脚を誇る。来期からS級復帰が決まっている小原唯志と栃茨で連係が有力だろうが、小原の機動力に頼ることなく自分が前回りでVを奪いにいこう。

 寺沼将彦、台の埼京コンビはどう出るか。関東同士の栃茨勢との連係も考えられるし、台を3着以内にを最優先に考えるなら寺沼が自分で自在戦も考えられる。寺沼も降級後は4Vを始めとして驚異的な戦績で、どこからでもアタマに突き抜けてくる脚。勝負駆けの台に任されたら後手は踏めない。

 単騎戦の可能性があっても齋木翔多の爆発力は侮れない。4月には連続優勝を果たすなど勢いは加速するばかりで、まくりでもカマシでもハマれば一発十分。

 久保田泰弘、八谷誠賢の西勢は、それぞれ別で持ち味を生かす競走か。ともに近況は良好で混戦では出番。北野良栄、栗山俊介の中近勢も組まずに自分で自力自在に戦いそう。栗山は4月に落車失格するまで一度も連を外さないパーフェクトぶりだったので、怪我の影響がなければ有力なV候補だ。

出場予定選手

  • 関東 級班 氏名 府県 期別
    A1 小原唯志 茨城 101
    A1 橋本瑠偉 栃木 113
    A1 台和紀 埼玉 83
    A1 寺沼将彦 東京 111
  • 南関東 級班 氏名 府県 期別
    A1 齋木翔多 静岡 115
           
           
           
  • 中部 級班 氏名 府県 期別
    A1 北野良栄 愛知 95
           
           
           
  • 近畿 級班 氏名 府県 期別
    A1 栗山俊介 奈良 103
           
           
           
  • 中国 級班 氏名 府県 期別
    A1 久保田泰弘 山口 111
           
           
           
  • 九州 級班 氏名 府県 期別
    A1 八谷誠賢 福岡 77
           
           
           

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