• 名古屋競輪場 第38回共同通信社杯9/16〜9/19


ガールズ ティアラカップ シリーズ展望

グランプリⅤ3の児玉碧衣

児玉碧衣

児玉碧衣

 ガールズケイリン10周年の記念事業の一環として実施される単発企画レースの「ティアラカップ」。歴代のガールズグランプリ優勝者を中心に、グランプリで活躍した選手が覇を競う。本命はもちろん、児玉碧衣だ。8月小倉で今年13回目の完全優勝を達成。目の前の一戦、一戦がモットーで、ここもテンション高く勝ちにいく。児玉には特別な思いを抱く奥井迪が気合の先行勝負に出るのは必至だし、流れで俊敏に前々へと踏んでいける選手ばかりなので後方に置かれる可能性もありそう。しかし、他の動きに引きずられることなく、自分のタイミングで仕掛けていければ勝てる。

石井寛子

石井寛子

 今年も順調にⅤを重ね、賞金ランク4位と10年連続でのグランプリ出場へも視界良好な石井寛子が対抗。競走スタイルに揺るぎがない選手で、ダッシュを生かした前々戦で児玉とのマッチレースに持ち込みたいところ。3月のコレクションに続き強敵をまとめて破ってみせるか。

 賞金ランク第6位、第7位とグランプリ出場権を懸けた賞金争いのボーダーで戦っている小林莉子、奥井にとっては重要な一戦だ。1着賞金200万円、2着賞金45万円は狙う価値が大きい。小林は8月武雄で3日間バックを付ける積極的な組み立てで今年10回目のⅤを3連勝でゲットと準備万端。どうあれ最終的に児玉の後位を取り切っての勝負が理想か。奥井は夏場も過ぎて調子が上向いてくる頃。先行押し切りを目指して全身全霊でペダルを踏み込む。

 荒牧聖未も普通開催ではⅤの常連で、一発の期待は持てそう。古豪・中村由香里、梶田舞も見せ場を作る実力は保っている。

出場予定選手

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