児玉碧衣がG1連覇だ
24年のG1第二弾。高松宮記念杯と同様に、東西14名ずつを選考期間における平均競走得点順に選抜し、それぞれの予選、準決を勝ち上がった7名が決勝を争う。他のレースではない概定だが、G1連覇を狙う児玉碧衣に注目は集まる。昨年も新設G1第1弾だったこのパールカップを制してグランプリ出場権を真っ先に得た児玉。ただ、その後は年末まで勢いを持続できなかったという反省がある。今年はオールガールズを制した後も普通開催を連続優勝し、連勝を15まで伸ばしていて順風満帆な中、練習にメリハリを付けたり考えて過ごしていて、この大一番に心身ともにベストの状態で臨めるように工夫している。仕上がっていれば持っているスピードが違う。先行も視野に積極的に仕掛けて貫禄を示そう。
オールガールズでは優参を逃す屈辱を味わった坂口楓華、優参するも直前の落車で苦戦した久米詩が巻き返しを誓う。復活の尾崎睦、大一番に強い吉川美穂もオールガールズ以上の成績を目指そう。石井寛子、小林莉子、尾方真生、柳原真緒、山原さくら、伸び盛りの飯田風音らにも注意。