検車場レポート
齊藤 竜也 神奈川 73期 |
誘導を降ろしてハナに立った畑段嵐士を、打鐘過ぎに工藤文彦が叩いて先制。3番手を確保した畑段は、最終2コーナー手前から反撃も、福島武士の横で車は止まる。その外を、松谷秀幸が勢いよくまくると、番手の齊藤竜也が直線で一気に伸びて1着でゴールした。
「まくり合戦で大外だったんで、最後はバンクのカントと使って伸びて行きました。展開が向けば勝負できる脚にはなっているんで。松谷が強引に仕掛けてくれたお陰ですね。もうワンテンポ、ツーテンポ遅かったら、僕もムリだったと思います」
畑段を止めて直線に入った福島武士だったが、齊藤のスピードには敵わず2着。
「(最終バックで)畑段に当たっていれば、その外の松谷さんも止まっていたかもしれないですね。いつもなら工藤さんはもっとカカって行くから、雨も降っていたし重たかったんだと思う。(最後は)松谷さんまでは見えたんですけど、(齊藤は)見えてなかったです。スピードが違いすぎました」