検車場レポート
吉澤 純平 茨城 101期 |
近藤隆司の上昇に併せて、中団から高橋和也が仕掛けると、近藤は一旦踏み止めて再び後方へ。中団には茨城コンビが入った。高橋がペースで先行するも、車間を空けてタイミングを取った吉澤が、最終2コーナーから力強くまくりを放ち、後ろに5車身差をつけて圧勝した。
「前受けはあまり考えていなかった。後方へ置かれることも頭を過ったけど、高橋君の上昇に併せて少し踏んだら、近藤さんが下げてくれたので。あそこはポイントでしたね。その後は周りを見ながら、集中して走りました。初日は自力じゃなかったけど、練習は1ヶ月程度できていたし、調子は問題ないと思っていた。坂口(晃輔)君のブロックもあるので、そのあたりも考えて(中バンクを)踏んだ。そのまま踏み切れたことも良かったと思う」
先行した高橋の番手の回った坂口晃輔が、芦澤辰弘を弾いてタテへ踏み2着。
「てっきり、近藤さんのドテカマシが飛んでくると思っていたのに(笑)。(高橋)和也さんが巧く駆けてくれた。吉澤さんとはスピードが違っていたので(ブロックは)無理。後ろが少し遅れていたので、そこは対処できました」