検車場レポート
新納 大輝 鹿児島 103期 |
インを切り合う展開の中、前受けから8番手まで車を下げた新納大輝が打鐘で一気のカマシを見舞う。番手の桑原亮が千切れて別線も引き離すと最後までスピードが緩むことはなく押し切りS級初勝利を手にして3連単80万円越えの高配当が飛び出した。
「2日目に1周駆けていたのが良い方向に出た。タイミングは来ると思っていたので、まくれても良いぐらいの気持ちで飛び出した。打鐘過ぎはかなり踏みましたね。ゴールしても本当に1着? まだ残り1周あるんじゃないの? みたいな感じですぐに実感はわかなかったですね。2日目よりも今日みたいな動きのある中での仕掛けの方が好きですね」
岡光良は目標の横山尚則が不発とみるや、内を潜って強襲して2着に入った。
「(3連単)84万円ですか。凄いのが出ましたね。(新納君が)いきやすい展開になりましたね。横山君が(櫻井君に)合わされたのを見てから内へいった。内も重かったけど、心の中で空いてくれと思っていたらうまい具合に空いてくれて、ラッキーでしたね」