検車場レポート
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大石 崇晴 大阪 109期 |
最終ホームで服部克久が末木浩二を切って先頭へ。3番手の末木を櫻井正孝がキメにかかり隊列がもつれると、すかさず大石崇晴がカマして出る。抜群のタイミングで出切った近畿ライン以下は車間が空いてしまい、大石がそのまま逃げ切って3単573,560円の大穴を空けた。
「実質、逃げるのは僕か末木さんのどちらかだったので、中村(一将)さんが初手で良い位置を取ってくれたのが大きかった。8番(服部)が切った時にもつれていたし、仕掛けたタイミングはバッチリ。1着は10カ月ぶりだと思う。またここから頑張りたい」
大石マークの中村一将だが、徐々に大石と車間が空いてしまう。服部後位から3角で自ら外を踏んだ八尋英輔が2着に食い込んだ。
「難しかったですね。服部君は(車間が)詰まっていく感じじゃなかったから踏ませてもらったけど…。あれで自分が1着を取れていればまだ良いけど。何とも言えないです」