検車場レポート
![]() |
橋本 強 愛媛 89期 |
嵯峨昇喜郎が先行態勢を取るが、8番手の佐々木豪が打鐘の3コーナーからダッシュを利かせて叩いて出る。主導権を奪った佐々木に橋本強が続いて、飛び付いた嵯峨は車間が空いた3番手。願ってもない展開が訪れた橋本が、抜け出して1着。04年7月のデビューからおよそ16年で通算200勝を遂げた。
「(200勝は)初日に決めたかったんですけど。負け戦でもしっかりと走りました。(佐々木とは)最近決まってなかったんでうれしい。佐々木君がいいカマシを打ってくれた。自分は今回新車なんですけど、修正して初日と比べると全然良くなった」
「初日の雪辱を果たせた」とは、橋本のメモリアルに先行策で貢献した佐々木豪。
「早めに(仕掛けて)行けば、4コーナーの下りが使えるし、もう気持ちですね。緩んだら行こうと。(橋本)強さんと決められて良かった」