検車場レポート
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古性 優作 大阪 100期 |
古性優作が切って先頭に立つと、岩本俊介がすんなりと7番手まで下げる。岩本は赤板2コーナーから巻き返す。合わせて踏み上げた古性は、中村浩士を張るが、しのいだ中村が番手をキープする。3番手で立て直した古性は、今度は最終ホーム手前で外を追い上げて逃げる岩本の番手を奪う。2センターから追い込んだ古性と8番手から強襲した菅田壱道で1着同着。古性が激戦の二次予選を振り返る。
「合ったタイミングで(岩本の番手で)勝負したけど失敗した。あとのもう1回は外を追い上げて先頭まで出ようかと思ったら、岩本さんの加速がすごかった。(番手に入ってからは)ただ前に踏んだだけ。あれでラインで決まれば最高だった。セッティングも乗り方も(直近のFIで)合わせてきたけど、(1走目の)感じが全然違って、スピードが5キロくらい違う感じがした。今日(3日目)の朝いじってスピードも出るようになって、GI仕様になった感じですね」
8番手に置かれた菅田壱道は、上がり10秒7で古性と同着の1着も「良かったのは着だけ。内容は0点」と反省しきりでこう続ける。
「古性が粘ったところ。そこだった。このクラスだとワンチャンスだと思っているので、そこのタイミングがワンチャンスだった。結果あの位置からでも1着に届いているし、踏み出した瞬間も伸びも申し分ない。それだけに(佐藤)慎太郎さんを連れ込めなかったのは申し訳ない」