検車場レポート
明田 春喜 北海道 89期 |
赤板でハナに立った佐藤佑一を佐山寛明が1センターで押さえて主導権。逃げる佐山に対して最終バックから佐藤が反撃に出るが、森川大輔のけん制で車の出はイマイチ。佐藤マークの明田春喜は森川の内に切り込んで4コーナーを回り、直線で踏み直す佐山と、迫る明田は1着同着でゴールした。
明田は「コマ切れ戦なのでグルグル回る展開になると思っていました。(最終バックでは)佐藤君の出もあまり良くなかったし、たまたま内が空いたので入っていった。今回は30代最後の開催だったから1着で締めれて良かったです。40代も30代と変わらない感じで走っていきたい」とコメント。
佐山は「佐藤さんが先に動いてくれて、出やすい展開になりました。ジャンのところからは主導権を譲らない気持ちで踏んでいった。S級はレベルが高いけど、自分のスタイルを崩さずにやっていきたいです。(初めての記念シリーズは)緊張感とか雰囲気とかがあったけど、S級で9車立てを走るのは初めてだったので楽しめたかなと思います」と振り返った。