検車場レポート
井上 昌己 長崎 86期 |
打鐘過ぎの2センター付近に先頭に立った山崎賢人が後ろからの巻き返しを警戒しながら徐々にペースを上げる。別線の巻き返しはなく、山崎がペース駆けに持ち込むと、井上昌己が絶好の展開を生かした。
「緩んだ所で出てからって感じでしたね。(山崎が)凄い引っ張ってたから不安だったが、流すペースもハイレベルでした。真後ろが岩本君で怖かったですけどね。(コンディションは)普通です。108点って感じです(笑)もうちょっと点数を上げていきたいですね。腰痛は慢性なので巧くケアをしながらですよ」
ペースをつかんだ山崎賢人が2着で準決勝に勝ち上がった。
「先行をする気でいました。誰もこなくて自分のペースで余裕があった。感じは良いと思う。1カ月空いて練習をしっかりしたので気持ちの面でも良い方向です。川崎は今回の前はだいぶ前になるけど、その時も走りやすかった」