検車場レポート
野原 雅也 福井 103期 |
【野原雅也(1着)】
「車番が悪かったので、後ろよりは前と思っていたけど、取れるとは思ってなかった。(嘉永と中野の)どっちが飛んできても遅れないようにと思っていました。すんなり出させてまくれる相手ではないので。踏んでいて合ってところからでしたけど、(九州は4車で)あの並びなら中本さんのところか、田中誠さんのところ、それか、その後ろっていうのは頭にあった。(山崎の後ろを取ってから)自分で仕掛けることも頭にあったが、そのタイミングがなかったですね。優勝はまったく思っていなくて、無心でゴール線をめがけて走って、結果、優勝だった。(今日はクリスマスで)優勝賞金で(子どもに)おもちゃでも買ってあげたい。今年は調子を崩したり、GⅠで活躍ができなかった。来年は強い気持ちをもってレースに臨んで活躍したい」
【大川龍二(2着)】
「(中野との連係で)ずっとハンドルをしっかり握っていました。(中野が浮いてしまってから)なんとか行けるところまでって。一戦、一戦無駄にできないし、こけてもいいくらいに行ってこけずにゴールできた。今年はS級の初優勝や、(共同で)GⅡに初めて参加。記念で初の決勝確定板と初めてばかり。『俺はどこまでいくんだろう(笑)』って。仲間たちの助けや、助言もあってここまでこれたし、感謝の気持ちです。どでかいクリスマスになりました」
【山崎賢人(3着)】
「力不足でした。内も外も全部見えていた。からまれるのは、俺か、その後ろだろうっていうのも、わかっていたので。(自分で出ていってから)余裕はなかった。あれで4(繰り上がりで3着)まで沈んでいるので力不足。4車なのに申し訳なかったです。(今後のスケジュールは)1月に沖縄合宿があり、2月にネーションズカップがあるので、それに向けてですね」