強豪を破り完全V

　7月10日（日）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」セカンドクォーター ラウンド5の決勝戦が行われ、眞杉匠（栃木・113期）が初参戦ながらも他を寄せ付けない走りで完全Vを果たした。

　レースは残り3周で志智と神田が後方から仕掛けて、1コースの眞杉は絶好の3番手に収まった。残り2周で仕掛けた山田に合わせて3番手から踏み上げ、後続の猛追を振り切り先頭でゴール板を駆け抜けた。レース後のインタビューでは「誰も来なかったら、準決のように突っ張る気持ちでいました。いい位置に嵌ったけど、山田さんに行かれたら終わりだと思ったので、先に仕掛けました。この結果が現行の競輪の弾みになればいいですね」と初めて250バンクもポテンシャルの高さで難なく攻略してみせた。賞金の使い道は「新しい自転車の購入費用に充てる」と現状に満足しておらず、向上心も高い。これからの競輪界を担う存在として、今後の活躍に目が離せない。

• 選手詳細データ

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  眞杉匠 選手栃木・113期