断然の優勝候補だ！

　9月5日（月）～6日（火）の2日間に渡って、TIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」サードクォーター ラウンド2が開催。4日の前検日にはタイムトライアル測定が行われ、元ナショナルチームの河端朋之（95期・岡山）が10秒009の一番時計を叩き出した。

　検車場にリラックスムードで登場した河端は3番目でタイムトライアル測定に登場。PIST6は2度目の参戦ながら慣れた様子でバンクの上まで登ると、合図と共に一気にスピードアップ。電光掲示板に10秒009の数値が出ると、周囲からは感嘆の声が沸き起こった。

　これまでの歴代最速は伊藤信の10秒013だったが、最速記録を0秒004更新。しかし、当の本人は「やっぱり（9秒台は）ちょうど出ないですね。自分で踏み上げて登らないといけないから、練習の時よりカカリが悪かった」とまだまだ納得いっていない様子。それでも、2018年の世界選手権ケイリンで銀メダルを獲得した実力は本物。5日の一次予選では第6Rに登場予定となっており、次元の違う走りで観客を魅了することだろう。

• 選手詳細データ

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  河端朋之 選手岡山・95期