優勝候補に躍り出る

　12月24日（土）～25日（日）にかけて、TIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」フォースクォーター ラウンド4が開催される。
　今シリーズは藤井昭吾と早坂秀悟の2名のタイトルホルダーが参戦。その他にも優出実績ある選手も多数出場し好メンバーが顔を揃えた。前検日に行われたタイムトライアルでは初参戦の佐藤幸治が好タイムを叩き出して全体1位で通過した。

　指定練習前には「普段からカーボンフレームにも乗っているしそこは問題ない。あとは250バンクの適性だけだと思うけど、講習会の時に乗った感触は悪くなかったし伊豆のベロドロームよりは走りやすかった印象がある。タイムトライアルでもしっかりいいタイムを出して、決勝進出できるように頑張りたい」と初参戦ながらも不安な点は少なく、自信のある表情を浮かべていた。

　タイムトライアルでは有言実行を果たして、驚愕のタイムを叩き出した。
　「指定練習で乗った感じが良かったし、いい感じで駆けられた。ギアを上げればもっと出た感触があるし、コース取りも上手くなればもっとやれそう。（レースでは）内に詰まって何もできないことだけは避けて、自分の持ち味の好ラップのまくりを披露したい」とまだまだ上積みが見込める手応えを感じていた。

　タイムトライアルではS級1班の底力を発揮して一気に優勝候補に躍り出た佐藤。近況は競輪でも成績が上向き復調の兆しをみせており、初参戦で初Vというシーンも十分にありそうだ。

主なタイムトライアルの結果は以下の通り。
1位　佐藤 幸治　　10秒270
2位　齋木 翔多　　10秒270
3位　後藤 悠　　　10秒281
4位　早坂 秀悟　　10秒360
5位　藤井 昭吾　　10秒450
6位　恩田 淳平　　10秒477

• 選手詳細データ

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  佐藤幸治 選手長崎・92期