河端朋之が貫禄を示しタイムトライアルを1位通過 ~TIPSTAR DOME CHIBA~
悲願の初Vへ好発進
3月4日(土)~5日(日)にTIPSTAR DOME CHIBAで『PIST6 Championship 2022-23』PIST6 年間ファイナルが開催される。
今節は雨谷一樹、鈴木浩太、三浦翔大、村田瑞季といった4名のタイトルホルダーが参戦。その他には2度の準優勝がある太田龍希、鈴木陸来といった若手機動型も多数出場する。持ちタイム上位の河端朋之や橋本壮史も争覇圏内に位置しており激戦必至のシリーズだ。
3日の前検日にはタイムトライアルが行われ、ピスト6での最速タイムを保持する河端が10秒074を叩き出し全体1位で通過した。
「ベストに比べたらタイムは出なかったけど悪い感じはしない。前回の決勝は不利がなければ前を捕らえ切れる手応えはあったけど、根田(空史)君の後ろを取れなかった自分の責任。最近は競輪でも後方から一気にまくる脚力がなくなってきて位置を取る競走も増えてきた。でも自分の脚質的にはピスト6でそれをやってしまうと難しいので、長い距離を踏むことも考えて走りたい」
いまだ無冠の河端だが、過去に表彰台を逃したことはなく安定感は抜群。強豪揃う今シリーズの中でもスピード上位の存在で、自慢の快速を発揮し悲願の初Vを狙う。
2023年3月3日 17時14分
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選手詳細データ
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河端朋之 選手岡山・95期