河端朋之が一気のまくりを決めて悲願の初V ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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チャンピオントロフィーを手にする(写真左から皿屋豊、河端朋之、橋本壮史)
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河端朋之
最速の男がついに頂点へ
圧巻のスピードで完全V

 『PIST6 Championship 2022-23』PIST6 年間ファイナルは、3月5日(日)に最終日が行われた。決勝戦にはタイムトライアルの上位3名が順当に駒を進めて、他3名も優出経験がある実力者が勝ち上がった。機動型6名で繰り広げられた決勝戦は激戦となり、残り1周から仕掛けた河端朋之が一気のまくりを決めて完全Vを飾った。2着には離れながらも追った皿屋豊が続き、切り替えた橋本壮史が3着に入った。

 決勝戦のスタートポジションは先頭から橋本壮史-太田龍希-河端朋之-皿屋豊-後藤悠-村田瑞季。レースは残り3周半で村田が進出を開始し、残り3周を過ぎてインを切るとそのまま後続を突き放し一気のスパートに出た。2番手となった橋本との間には大きな車間が空き残り1周を迎える。4番手に位置した河端は残り1周から車を外に持ち出すと一気に加速し、逃げる村田との車間を詰めて最終4コーナーで捕らえて先頭でゴール線を駆け抜けた。

 「今まで何度も優勝を逃していたけど、この大きな舞台で優勝することができて嬉しい。(決勝を振り返って)いつも通り行けるところから仕掛けようと思っていたけど、予想外の展開になって焦った。村田君が遥か彼方に見えたけど、残り1周しかないと思って踏んだ。踏み出した瞬間に前を捕らえられる感触はあったけど、前の煽りもあって少しヒヤっとした。一時は引退しないといけないと思うぐらいの時もあったけど、それを乗り越えてやっと状態も上向いてきた。ずっと応援してくれてきた人に応えることができて良かった。競輪の方にもこの優勝を一つのきっかけにしたいし、次のPIST6も頑張りたい」
 
 今まで4度の表彰台入りとあと一歩のところで優勝を逃していたが、ついにPIST6最速の男がタイトルを獲得した。連日、圧巻のスピードを披露し後続を寄せ付けない走りは復調の兆しを感じさせるものがあり、この優勝を皮切りに河端の怒涛の快進撃が始まる。

髙野航記者

2023年3月5日 21時25分

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