S級1班の力を披露

　3月13日（月）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」EXTRA STAGE ラウンド5の1次予選が行われた。2Rには朝倉智仁が出走し、2周先行で後続を完封し白星スタートを切った。
　
　レースは残り3周でペーサーが退避すると、6コースの加美山隆行がインを切った。朝倉はその動きを追って外を踏み上げ、残り2周で加美山を叩き先頭に躍り出る。その後は後続の仕掛けはなく残り半周を迎えて、追走していた上野恭哉が車を外に持ち出すもしっかり踏み直して力強く逃げ切った。

　今節はタイムトライアルでの数値が振るわず状態面が心配されたが、レースではしっかり格上の走りを見せ付けて不安を払拭した。
　「（タイムトライアルの）タイムが良くなかったし、長めの仕掛けをしようと思っていた。（現行競輪は上向きでも）体調はあんまり良くない。それでも自分がやってきた先行がしっかりできたし、駆けている感じはそこまで悪くなかった。そろそろ初優勝したいけど欲張らずに力を出し切るだけ」

　過去には3度の準優勝の実績がありタイトル獲得まであと一歩のところに迫っている。今節でリベンジを果たし、シルバーコレクター返上を目指す。

• 選手詳細データ

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  朝倉智仁 選手茨城・115期