上昇気配の朝倉智仁が久々のV狙う ~青森競輪場~

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朝倉智仁
抜群の動きを披露
地元のホープ・大川剛を降して決勝進出

 6月20日に青森競輪場で今年度初となるF1ナイターシリーズの2日目が開催された。12RのS級準決勝には地元のホープ・大川剛が登場し人気を集めたが、朝倉智仁(茨城・115期)が中団確保からの先まくりで大川を合わせると、そのまま逃げる脇本勇希をのみ込み後続を4車身突き放した。

 「大川さんが突っ張ればそのまま中団にいて、脇本さんが押さえたら、その動きを追っていくつもりで、自分の思っていたようなレースができた。何とかまくり切れて良かった。動きは良くなっていると思うけど、セッティングをいじって少し良くないので修正したい。しばらく優勝していないし久々のチャンスをつかみたい」

 低迷期もあったが、近況は得意のまくりのキレも戻ってきており復調気配。決勝は石川裕二-木暮安由が後位を固めてライン3車になるのも心強く、数的優位を生かして久々のV獲りを狙う。

髙野航記者

2024年6月20日 22時02分

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