朝倉智仁が節目の100勝を達成 ~富山競輪場~

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朝倉智仁
節目の100勝をきっかけに本来の力強い走りを取り戻す
8月4日に誕生日を迎え24歳になって初の1着

 8月5日(土)に富山競輪場で行われた開設72周年記念『瑞峰立山賞争奪戦』のシリーズ3日目の7レースで朝倉智仁(115期・茨城)が節目となる通算100勝目を挙げた。関東の先輩を背に充実4車ラインを形成して挑んだ一戦。道中でのアクシデントもあり、ラインを生かし切れず反省の弁を述べながらも次なる1勝を目指して明日につなげる。
 
 「先行したいって考えてはいたんですけど、前取ってトントンで行ければって。今回はずっと同じ所(3コーナーで)スリップしてて。踏み遅れるというかテンポがズレてしますね。今日が一番危なかった。たぶんあれで(神山は)行けないだろうと思ったと思うんですけど。あそこでやめても自分の着もないですし行くしかなかったですね。(ゴール後は100勝のことは)忘れていました。ラインがどうなったかが心配で。(今回は思い通りにレースを運べていないが)気持ちが弱い部分もあってなかなか…。でも1着が一番の薬なので。これを機にまた点数を上げていきたい」
 
 3日目にようやくまくりで白星を挙げた朝倉智仁ではあるが、今シリーズは納得のいく走りができておらず消化不良の印象。最終日こそ気持ちの入った走りでライン決着を目指す。

細川和輝記者

2023年8月5日 14時18分

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