朝倉智仁が初Vを狙う ~大宮競輪場~

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朝倉智仁
スピードを生かした仕掛けが得意
格上の阿竹智史を相手に奮闘を誓う

 5月9日から開催されている大宮競輪F1シリーズは11日に最終日をむかえる。S級決勝戦では朝倉智仁(茨城・115期)が初優勝へ尻上がりに調子を上げている。

 朝倉は準決勝を終えて「後ろが競りでやりづらかった。行くところで仕掛けられなくて反省のレースですね。ただ前回よりも初日、初日よりも準決勝という感じで調子は上がっている」と落車の復帰後から、走る毎に手応えを掴んでいる様子。

 決勝戦は再度後位が競りで、格上の阿竹智史が(徳島・90期)が立ちはだかるが「また後ろが競りなのでやりづらさはありますね。ただ気にし過ぎてもダメだし、自分の競走ができるように。(阿竹智史には)初日に負けているので、決勝はリベンジしたい」と自分の競走を貫き、強敵撃破へ集中力を研ぎ澄ませる。

 S級決勝戦は12レース(発走予定時刻16時30分)に行われる。関東の若武者が初優勝へ颯爽と風を切る。

及位然斗記者

2022年5月10日 18時30分

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