1年ぶりのPIST6も問題なし

　1月20日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド34の1次予選が行われた。5Rには1年ぶりのPIST6参戦となる根田空史が登場し、2周先行で白星スタートを切った。

　レースは残り3周でペーサーが退避すると6コースの金山栄治がインを切って先頭に立つ。追い上げ気味に3番手に入った佐藤啓斗は残り2周でスパートを開始。残り1周半を過ぎたあたりで金山を捕らえるとそのまま先行態勢に入る。佐藤を追った根田は残り1周で車を外に持ち出し、残り半周では佐藤をまくり切って、終始追走した北川大五郎を振り切った。

　「何かパリッとしない。前場所の和歌山記念で出し切って、その後の練習でも出力のあるものをやっていたし、その疲れがあるのかも。レース自体もPIST6は久々すぎてどんな感じで走っていたか忘れていた。初めて走ったような感覚で走りました。走りながら調整して戻していく感じですね。あとはセッティングも調整して、決勝までは安全策で走っていく」

　1年ぶりのPIST6でも、冷静な走りを見せて1次予選を快勝。前回の4th Quarter ファイナルラウンドの決勝では河端朋之を破り優勝を飾った実績もあるだけに、連勝街道を突き進む河端を止めるのはこの男しかいないだろう。

• 選手詳細データ

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  根田空史 選手千葉・94期