根田空史は底力のみせどころ ~京王閣競輪場~

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根田空史
万全ではないが状態は上向く
共同杯へ弾みをつけるべくもうひとふんばり

 8月27日(火)に京王閣競輪場で行われている『後閑信一C&Kドリ杯&報知杯』が最終日を迎える。

 S級決勝は初日特選が1人が入れ替わっただけだが、展開はガラリと一変。強力な同型が不在となった根田空史(千葉・94期)に追い風が吹く。
 根田は初日は仕掛けを合わされ、準決勝も後ろに拾ってもらって番手に入っての勝ち上がり。本来のダイナミックさが薄れているのは「オールスターの影響。7日間缶詰で4走しかしてないのも大きい。脚が落ちている」とオールスターに出場した影響が大きい様子。「カマしたときのスピードの乗りが悪い。ただ、後半の伸びがあるし初日よりはマシになっている。ナイターで休む時間が長いのも助かる」と上向いているのは好材料だ。

 決勝は初日特選でやられた谷口遼平が不在で、仕掛けやすい構成に。「共同通信社杯に向けて脚を作り直さないと。そこに向けてもう1日」と気力を振りしぼる。

角田祐馬記者

2024年8月26日 21時45分

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