根田空史のデキは抜群! ~小倉競輪場~

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根田空史
決勝戦も強烈な仕掛けで別線を封じるか!?
「鐘、ホームの所は全開じゃない。ケツを上げていないので」

 1月31日(水)から小倉競輪場で開催されているF1ナイターガールズは2日目が終了。根田空史(千葉・94期)は初日特選、準決勝ともに逃げて2着だが、内容、迫力ともに満点のレースっぷりだ。

 「初日よりも距離が長いし、前も踏んでいるしでキツかった。磯島君もフライング気味に踏んでいたし。意地でいきましたけどね」と準決のレースを振り返る。
 「しっかりと踏めているけど、連日のレースで疲れが出てきている。あと1日、頑張るしかない。写真判定の勝負まで持ち込めたのは良かった」と連日、長い距離を踏んでいる影響は少なからずあるものの、決勝戦は力を振り絞って挑む。
 「フレームも良い感じですね。準決勝はラインで決まるように上のほうを走ってホームで回しに入って3コーナーからまた踏んだ。鐘、ホームの所は全開じゃない。ケツを上げていないので。ピスト6で5倍のギヤを踏んでいるから3.92のギヤは踏み切れてしまう。しかも今回はドームなので特にですね。レースが続いてるから練習する暇がない。それもあってバック線を取るようにしている」とライン決着を心掛ける余裕も出てきており、まだ100%の力を開放していない様子だ。

 決勝戦は準決勝と同じく、中田健太-中川貴徳の関東勢が援護役。連日同様の破壊力抜群の仕掛けでレースを席巻してくれそうだ。

 S級決勝は12レースで発走予定時刻は20時35分となっております。

池端航一記者

2024年2月1日 21時23分

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