根田空史のデキは上々! ~燦燦ダイヤモンド滝沢正光杯~

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根田空史
約7年振りの松戸GIII決勝へあとひとつ
「出切ってしまえばいい勝負ができる状態ではある」

 8月1日から松戸競輪場で開催されている松戸競輪開設74周年記念 燦燦ダイヤモンド滝沢正光杯『大阪・関西万博協賛』(GIII)は2日に2日目が終了。地元の根田空史は2日続けて逃げ切りと仕上がりは申し分なさそうだ。
 「スタートの理想は中団からでした。そのほうがタイミング取っていきやすいなと。伊東君が早めに切ってくれて落ち着いて持つ距離で仕掛けた。あそこで(伊東に)付いていくと踏み合いになるし岩本さんも絡まれてしまう恐れもあるし自分も脚を使ってしまう。岩本さんの所に飛び付かれないように上を走ってうまくいった」と理想通りにレースが運び満面の笑み。
 「自分の体調よりもフレームがマッチしているのが大きい。力が逃げずにしっかりと伝わるしバランスが良くなった。スピードも上がりやすくなった。方向性は見えてきましたね」と高松宮記念杯で1度使ったフレームをパーツを変えて今回から使用して納得の表情を見せた。
 「今回は相当良いメンバーがそろっていて準決勝も厳しい戦いになると思うけど、出切ってしまえばいい勝負ができる状態ではある」と仕上がりに自信を持つ。

 地元・松戸GIIIでの優出は2017年を最後に約7年遠ざかっている。今回こその気持ちで挑んでいるはずで、準決勝ひとつ目の10レースで三度躍動する姿をみたい!

池端航一記者

2024年8月2日 18時14分

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