根田空史が逃げ切り4連発で7度目の栄冠 ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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根田空史
逃げ切り4連発で圧倒しV7達成
新年初戦を地元で完全V

 PIST6 2025 1月 第1戦は1月3日(金)に最終日が開催された。
 決勝戦は根田空史が3連勝で勝ち上がりを決め、地元千葉の3名を中心に個性豊かな6名が顔を揃えた。新年一発目の決勝戦は、根田空史が先行逃げ切りで7度目の優勝を飾った。

 決勝戦のスタートポジションは先頭から依田翔大-根田空史-鈴木浩太-斉藤樂-山賀雅仁-北川大五郎。レースは残り4周すぎから上昇した山賀が2番手に入る。残り3周でペーサーが退避し、根田が残り2周半すぎに先頭に立って先行態勢に入る。すると残り2周を目掛けて鈴木が一気にスパートするも、根田が突っ張って応戦。両者での踏み合いが長引くも、最終1センターで鈴木が後退。残り半周では依田が車を外に持ち出すが、逃げた根田が振り切って1着でゴールした。

 「普段からここで練習をやっているけど、(久々のPIST6参戦は)練習と比べものにならないぐらいのものを得られた感じです。(決勝戦は)中途半端な位置であまり好きな位置ではなかったが、落ち着いていいタイミングでいけた。最後は苦しくて残ったのか抜かれたのかわからないぐらいだったのですが、逃げ切れたので良かった。(今シリーズは)万全の状態ではなかったけど、いいスタートが切れた」

 PIST6の参戦は24年3月以来で今シリーズは10カ月ぶりの参戦となったが、予選から手ごわい相手を力で圧倒し3連勝で勝ち上がると、決勝戦でも力強い逃げ切りで完全Vを飾った。前検日には「練習仲間の岩本(俊介)さんがグランプリに乗ったので、自分もそこを目指して頑張りたい」と新年の抱負を語っており、今後のさらなる活躍を期待したい。

中田真弘記者

2025年1月3日 20時30分

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