近年稀にみる好メンバーが集まる

　3月30日～31日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド43が開催される。今シリーズは10名の優勝経験者が参戦し、今年度を締めくくるに相応しい豪華メンバーが顔をそろえた。その中でもPIST6で7連続完全Vと連勝街道を突き進む河端朋之と、最多優勝記録を保持する堀江省吾の初対決に注目が集まる。その他には伊藤信、永澤剛、木村皆斗などの争覇級の力を持つ強豪も虎視眈々と返り咲きを狙い、優勝実績こそないが底力は上位の皿屋豊も悲願の初Vを目指す。

　29日の前検日にはタイムトライアルが行われて、河端が10秒020を叩き出し全体1位で通過した。
　「（タイムトライアルは）もうちょっと出ていればって感じだったけど悪くはなかった。いつも通りの力は出せると思う。ウィナーズカップは優出できたけど、落車もあったしラッキーな部分が大きかった。決勝は自分が（清水）裕友の前で出来ることはないし、全てお任せだった。思ったより単騎勢の動きがあって裕友もやりづらかったと思う。今回のPIST6はメンバーがいいし、堀江（省吾）君とは初対戦。彼にいいタイミングでカマされると厳しいし、しっかり組み立て面は考えて走っていきたい」

　現行競輪では昨年の寛仁親王牌、前場所のウィナーズカップで優出とビッグレースで活躍し、近況は充実の一途を辿っている。PIST6でも28連勝中と向かうところ敵なしの状況で、史上最高のメンバーがそろった今節でも優勝候補の最有力だ。

• 選手詳細データ

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  河端朋之 選手岡山・95期