在所1位で卒記チャンプとエリート街道を歩む！

　7月6日（木）から大宮競輪場でF2ガールズシリーズが開幕する。7月に入り、123期、124期が続々と本格デビューする中、今開催では123期の在所1位で卒記チャンプの2冠を達成した世代ナンバーワン・荒川達郎（埼玉・123期）が地元で初陣を迎える。

　まず気になるのが松戸のルーキーシリーズ決勝戦で落車したことでの体への影響だ。「怪我は左肩の打撲とかですね。練習では問題なかった。多少、感覚は違ったけど、練習はしてきたのでしっかりと走りたい」と現状を話してくれた。

　「練習は同期2人とやることが多いけど、太田（龍希）君や、山田（雄大）君ともやったり、金子（哲大）さんや相川（永伍）さんたちのS級選手ともやることがある。良い練習になっていますし、しっかりと走っている姿を見せたい」と抜群の練習環境で日々、トレーニングを積んでいる。

　「同期と対戦するときはレースの状況を見て一気のまくりが得意だったけど、今開催からは本格デビューで他の人たちもいる。どこまで何が通用するのかわからないけど、展開がどうなっても1着を取りにいけるようにしたい」と集中力を高めていた。

　「最終的にはS級にいきたいけど、まずは初日の1着を目指していきたい。地元のデビューは嬉しいけど、怖い部分もある。近場の人たちは見に来ると思うし、どんな選手なのか注目もされると思うので、応援してもらえるようなレースをしたい」と自身が注目の的になるのは承知済み。

　最後に「先行して勝ちたい。今回から連勝を決めていきたい」と123期ナンバーワンの成績を残した自負があり、負ける気は毛頭なかった。今開催から一気に上位へと駆け上がる姿を見られそうだ。

　荒川達郎はチャレンジ戦のメイン5レースに登場する。本格デビュー初戦からどういうレースをするのか日本中の競輪ファンが注目している。発走予定時刻は12時29分となっております。

• 選手詳細データ

• 
  荒川達郎 選手埼玉・123期