篠田幸希が特別昇班 ~弥彦競輪場~
123期で6人目の特別昇班
9月5日に開催最終日が行われた弥彦FIIの10レース・チャレンジ決勝に出走した篠田幸希(群馬・123期)が、5番手から上がり10.9秒の快速まくりを決めて優勝を飾った。この優勝で篠田は8月小田原FIIモーニング、宇都宮FIIミッドナイトに続き3場所連続での完全優勝を達成し、A級2班への特別昇班を決めた。
決勝戦は、打鐘まで動きがなく、4コーナーから先頭の児玉虎之介(岐阜・123期)が主導権を握った。最終1センターで5番手の篠田がスパート。3番手の藤縄洋介(兵庫・89期)も先まくりを打つも、その外を一気にのみ込んだ。
「結局、ちょっと(特別昇班を)狙ってしまうことになったんですが、9連勝できたのが良かったのかなと思います。前回宇都宮のレースから中3日ということで結構身体もキツいところもあったんですが、なんとか走り切れたので良かったのかなと思います。ラインで決められなかったのがちょっと複雑な気持ちですが、勝てたので良かったのかなと思います。A級の1、2班のレースでも活躍できる様頑張りますので、どうぞ応援宜しくお願いします」
在所3位の逸材も、養成所卒業が間近に迫った2月末に左鎖骨を骨折。卒業記念レースを欠場することとなり、ルーキーシリーズも同期からは遅れてのデビュー。7月函館FIIナイターで初優勝を手にしたことで連勝を伸ばし、特別昇班達成となった。
2023年9月5日 16時45分
-
選手詳細データ
-
篠田幸希 選手群馬・123期