森田一郎の連勝をストップ

　ルーキーシリーズin函館は5月24日（金）に初日が行われた。12レースは、デビュー戦だった山崎歩夢（福島・125期）が勝利。人気を集めた卒記チャンプの森田一郎を撃破し、嬉しい初勝利をつかんだ。

　山崎は、レースが動き出してもじっと脚をためる。最終ホーム6番手から満を持して仕掛けると、森田一郎が合わせ切れないほどのスピードで、豪快にまくり切った。養成所卒業後から、地元の福島で父で師匠の山崎芳仁（福島・88期）とみっちりトレーニングを積んできた。その成果が、今回の1勝だ。
　「養成所を卒業してからの2カ月間で練習したことを、出し切ることだけに集中していました。感覚的に、位置取りが後ろになっても大丈夫だなと思ってたので、変に切ったりせずに、脚を使わずにいようと思ってました。この2カ月で強くなっていると思えたし、自信になりますね。スピードが上がったと思うし、踏み返しも良くなって、もがける距離が伸びたと思います」

　2日目も、12レースに登場。今度は中石湊がいるが、2日連続の強敵撃破があっても、なんらおかしくない。

• 選手詳細データ

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  山崎歩夢 選手福島・125期