父と同じ日に1着

　川崎ミッドナイトチャレンジは、11月20日（水）に最終日が行われる。注目株の山崎歩夢（福島・125期）は、連勝で決勝進出。無傷での初Ｖを見据えた。

　「初日よりも全然楽でした」と、初日は強風が吹き荒れるコンディションで2周先行に出ていただけに、カマシで仕留めた準決後はあどけない笑顔でこう振り返った。

　「無理に突っ張るのは考えてませんでした。大澤（哉太）さんに、気を使ってもらって、下げてもいいよってことだったんで。初日は台風みたいな風で、本当にきつかった。今日（2日目）は楽でしたね」

　2日目の行われた19日（火）は、父の山崎芳仁（88期・福島）も、競輪祭に出走しており、一次予選1、7レースで1着を取っていた。グレードこそ違えど、親子で同日に1着となった。

　「レースは見れなかったんですけど、1着インタビューは見ました。少しでも早く追いつけるように頑張らないとですね。力はまだまだ足りないですし、今日よりも良いレースを、決勝でしたいです」

　単騎となった決勝は、後ろを気使って仕掛ける必要もない。「全開でいきます」と、ついに本気の仕掛けを見られそう。あっ旋停止からの復帰戦、仕切り直しのデビュー戦を、完全Vで飾ってみせる。

• 選手詳細データ

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  山崎歩夢 選手福島・125期