山崎歩夢が快速まくりで同期を一蹴 ~四日市競輪場~

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山崎歩夢
1着を飾り、笑顔で写真撮影に応じる
人気の栗山和樹は6着に敗れる

 四日市競輪場で開催されている開設73周年記念GⅢナイター「泗水杯争奪戦」の最終日、3レースに行われたルーキー企画レースでは、誘導員早期追い抜きによるあっせん停止で約4ヶ月振りの実戦となった山崎歩夢(福島・125期)が、同期を一蹴するまくりで1着を飾った。

 レースを終えた山崎は「1周半で来なかったら先行しようと思っていて、切りに来たので入って自分のペースでまくろうかなと。単騎戦なので全力で行ってもまくられちゃうので、途中途中流しながらでしたね。ここまでの4ヶ月しっかり練習していたので、自信に繋がって走れましたし、いい感触だったと思います」と振り返る。

 期待された本デビュー戦ではまさかの失格に終わり、同期に出遅れての実戦復帰。これから急ピッチでの巻き返しに期待が懸かるが「久しぶりの競走で楽しく走れましたけど、不安が大きい中でのレースでもありました。(次走は川崎で)これからも特班は意識せず、一走一走しっかり全力で走りたいですね」とまずは目の前の競走に、一走入魂する様子。
 
 将来は北日本を背負うであろう山崎の競輪人生は、ようやくここからスタートする。

及位然斗記者

2024年11月10日 18時10分

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