このメンバーを相手に勝ってこそ

　取手競輪場ではモーニング開催が行われており、13日は準決の6レースでは阿部英斗(福岡・125期)が中団併走から一気に叩いて逃げ切った。

　「ライン３人だったので、自信を持って行けた。出脚も良かったし、モニターを見る余裕もありました」。レースが終わると他の選手は息苦しかったようだが、阿部はひょうひょうとしていた。
「中距離をやっていたから、一周回れば元に戻ります」と理由を話してくれた。
　
　決勝は九州勢が5人。坂田康季(佐賀・121期)もいて九州で並ぶか別線になるが注目が集まるが結局は別線になることで落ち着いた。
「坂田さんは次走がレインボーファイナルになるし、自分でやりたいので別ですね。坂田さんとは以前対戦があってボコボコにされた」と話しリベンジ戦になる。

　阿部は前回の松山で完全V。今回も連勝中で決勝も勝てば次走はS級特別昇級を狙う開催になる。
「ここで勝ってこそ。負ければまた練習すればいい。倒したいですね」と強気だ。阿部がこの好メンバーでの中で勝ち抜けばさらに勢いがつくはずだ。

• 選手詳細データ

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  阿部英斗 選手福岡・125期