瀬戸の王子杯争奪戦が3月5日からスタート ~玉野競輪場~

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岩津裕介
地元記念3Vの実績がある
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取鳥雄吾
調子を上げている
玉野記念も無観客で開催

 玉野競輪場を舞台に、開設69周年記念「瀬戸の王子杯争奪戦(G3)」が、3月5日(木)から始まる。先月の奈良記念に引き続き、今回も新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため無観客で開催されることになった。S班の佐藤慎太郎、郡司浩平、清水裕友の3人をはじめ、先月の静岡記念で復活の完全Vを果たした浅井康太など、各地区からトップ選手が顔をそろえた。

 地元からただ一人、初日特選を走る岩津裕介は、今年初戦の大宮記念で決勝3着。全日本選抜でも2連対を果たし、いい流れで今シリーズを迎えた。
 「ここに向けて、気持ちも体も作ってきたつもりです。傾向的には良くなってきていると思う。S班の(清水)裕友の姿とかは、なかなか生で見られないので、本当はファンに競輪場に来て、見て欲しかったですね。無観客はさびしいですけど、やるしかない。気持ちは入っています」

 取鳥雄吾は、昨年12月立川F1で約5カ月ぶりの優出に成功。そこから一気に調子を取り戻した。
 「最近は決勝に上がって満足してしまっているというか、ふーってなってしまっている感じなんですけど、地元記念があるから負けられないっていう気持ちで走ってこられたので、決勝に上がれているんだと思います。(玉野記念は)今年で4回目ですね。(一昨年に)決勝に上がったこともあるので、今回も頑張りたい。メンバーも良いので、まずは自分がやれることをしっかりやって、勝ち上がっていきたいです」

 また、今シリーズの売り上げ目標は20億円。1レースの発走時刻は10時50分で、「¥JOY×プロスポーツ」サイトの締め切り時刻は10時45分となっております。ぜひ、インターネット投票で、玉野記念をお楽しみください。

 さらにシリーズ最終日の8日には、伝統の本社杯、日刊プロスポーツ新聞社杯「若鷲賞」・115回生ルーキーチャンピオンレースが、一発勝負で行われます。輪界の次代を担うルーキーたちの熱きバトルにもご期待ください。

岡崎優美記者

2020年3月4日 14時44分

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