岩津裕介が節目の300勝を達成 ~広島競輪場~

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岩津裕介
地元記念でメモリアル勝利、笑顔で〝300勝〟ポーズを決める
手応えを掴んだ価値のある1勝

 6日(土)に広島競輪場で行われた『瀬戸の王子杯争奪戦』の3日目12Rで岩津裕介(87期・岡山)が節目となる通算300勝を達成した。納得の仕上がりで仕掛けたS班の松浦悠士(98期・広島)の渾身の仕掛けをタイヤ差で交わしてワンツーフィニッシュ。決勝戦へと勝ち進み、地元の当記念4Ⅴ目を目指す。

 「恵まれましたね(笑)。300勝とか400、500と遠いところを意識して走ってはいないので。勝ってみて達成したのかなって。昨日(2日目)もチャンスはあったんですけどね。正直、松浦のあの仕掛けを今まで抜いたことはなかった。松浦が失速したとしても、自分もそれまでに脚を削られている。今日は気迫が勝ったんですかね。でも、やっぱり松浦はさすがですね。警戒されている中で、それをねじ伏せとる。相手が踏むのがわかっていても行っちゃうんで。あそこで行っても普通は車が進まないんですけどね。でも最後抜けた。ちょっと自画自賛していいですか(笑)。昨日のレースが今日につながったと思います。決勝はすごいメンバーになりますけど、優勝できるように。(取鳥)雄吾も仕上がっとるんで」

細川和輝記者

2021年3月6日 19時09分

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