玉野記念が明日から開幕 ~広島競輪場~

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岩津裕介
4度目の地元記念優勝を目指す
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柏野智典
全日本選抜は初日落車の影響を感じさせない走りだった
地元、岡山勢は10名が参戦

 明日、3月4日から玉野競輪開設70周年記念「瀬戸の王子杯争奪戦」が開幕する。現在は玉野競輪場が改装工事中のため、今年は広島競輪場を舞台にしての開催。広島のエース、松浦悠士(広島・98期)に6年ぶり、S級になってからは初めて広島を走る清水裕友(山口・105期)ら豪華メンバーが参戦するシリーズだっただけに、無観客での開催となってしまったことは残念だが、明日から4日間ハイレベルなスピードレースが繰り広げられることは間違いない。

 舞台が広島でも岡山勢にとっては地元開催。過去に3度、玉野記念優勝の実績を誇る岩津裕介(岡山・87期)にとっては気合いの入るシリーズだ。
 「立川(記念)の落車は首が悪かったので、(復帰が)長引いた。全日本選抜では体調も問題なかったので、ここも変わらず来れたかな。体はもう大丈夫です。(取鳥)雄吾とは連係もあるし、練習も一緒にしてるんで。地元記念だし、気持ち入れて頑張ります」

 全日本選抜初日の落車はヒヤリとした柏野智典(岡山・88期)だが、残り3走で2勝を挙げて開催中にその不安を払しょくした。
 「(全日本選抜は)ここがなければ初日で帰ってた。フレームは大丈夫だったけど、部品が全部ダメになったので、またセッティングを出すにはレースを走るのが一番敏感にわかる。1走目がここは不安だなっていうのがあったし、走って良かったですね。(落車後も)レースを3日走ったので、落車したって感覚があまりなくて、終わってからも大きく休むことなく通常通り練習できた。代替えの地元記念は初めてで不思議な感覚ですね。どうこうしようと思ってもどうにもならんので1レース、1レース頑張ります」

 岡山勢は岩津、柏野をはじめ10名が参戦する。オープニングの1レース発走予定時刻は10時50分。当サイトでの締切時刻は発走予定時刻の5分前となっております。

音無剛記者

2021年3月3日 17時32分

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