玉野記念決勝に向けての思惑は… ~玉野競輪場~

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清水裕友
自転車を持ち上げて写真撮影に応える
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岩津裕介
満面の笑みで自転車を持ち上げる
好脚が揃い激戦模様

 3月5日(木)から玉野競輪場を舞台に熱戦が繰り広げられている『瀬戸の王子杯争奪戦』は8日(日)に決勝戦を迎える。

 注目の並びは以下の通り。
②清水裕友-⑦岩津裕介
⑨新山響平-①佐藤慎太郎
⑤郡司浩平-⑥柿澤大貴
⑧畑段嵐士-④東口善朋
③吉田敏洋(単騎)

 地元地区の牙城を守りたい清水裕友(山口・105期)は納得の状態で決勝を迎える。「新しい乗り方を練習から開発していて、今回それがハマっている。準決勝で600ぐらいモガけているので、いいんじゃないかな」と笑顔。「細切れ戦なので、しっかりと考えて取れた位置から岩津さんとワンツーできるような仕掛けを」

 地元で唯一、決勝へと勝ち進んだ岩津裕介(岡山・87期)は「準決勝の(清水)裕友は何もいうことがないレースをしてくれた。優勝はもちろんだけど、相手も強いのでまずはしっかりと裕友を追うことに集中してそこから」と、6年振りの地元記念制覇へまずはしっかりと追走してゴール前で差し切りを狙う。

 初日特選で逃げた清水裕友をまくり切っている郡司浩平(神奈川・99期)は逆転優勝へ虎視眈々。「初日は清水君をまくれたけど展開的には最悪だった。新山君の先行と決めつけずにどんな展開になっても対応できるように準備をしたい」

 なお、決勝戦の発走予定時刻は16時40分。¥JOY×プロスポーツでの締め切り時刻は16時35分となります。

池端航一記者

2020年3月7日 17時20分

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