取鳥雄吾が二日連続でS班を破る ~小倉競輪場~

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取鳥雄吾
持ち前の先行力で強敵撃破に成功した取鳥雄吾選手
好相性の地で抜群の存在感を放っている

 11月19日(金)に2日目を迎えた第63回朝日新聞社杯競輪祭の8レースで取鳥雄吾(岡山・107期)がS班の平原康多(埼玉・87期)を封じる逃走劇を披露。初日に対戦した郡司浩平(神奈川・99期)に続いて2日連続で見事にS班を破って見せた。
 「(スタートけん制あったが)中団からいきたかった。平原さんが付いてきていなかったのでタイミングでいこうと思って、3コーナーでいこうとしたが、落ち着いて、緩んだところを目いっぱいにいった。できすぎで怖いですね。(明日以降のレースは)松浦さんの前や、裕友も明日上がってくると思うので、前で走って勉強をいっぱいさせてもらいたい。やっと自分の思うようにもがけるようになった。小倉はすごい(相性が)いいですね。大好きです。修正点ですか?めちゃめちゃ疲れているので、疲れを抜きたい」
 
 取鳥は1走目に2着で9ポイント。2走目の1着で13ポイントを加算して合計で22ポイント。2走目までを終えてトップをひた走るのは連勝で勝ち上がり23ポイントを獲得している新田祐大(福島・90期)。園田匠(福岡・87期)は22ポイントで取鳥と並んでいるが、選考順位が48位で、88位の取鳥よりも上に付けた。昨年の競輪祭はダイヤモンドレースへは21ポイントが勝負の分かれ目となっていたが今年は果たして…。シリーズ3日目の結果次第ではあるが、連日、元気いっぱいの取鳥から目が離せない。

細川和輝記者

2021年11月19日 22時52分

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