ともに完全Vで決着 ~小倉競輪場~

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児玉碧衣
万全ではないなかでもきっちり結果を残した
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松尾勇吾
怪我から復帰後初優勝に笑顔を見せる
児玉碧衣は次節で自身の連勝記録更新に挑む

 6月6~8日の日程で広島市営ミッドナイト競輪in小倉「チャリロト杯」が小倉競輪場で開催された。今回はガールズ、チャレンジのダブルトーナメント。最終日の8日は6Rにガールズ、7Rにチャレンジの決勝戦が行われた。

 豪華メンバーによって争われたガールズ決勝戦は児玉碧衣が制した。久々のレースだったこともあり、初日から違和感を抱え、ストレスのたまるシリーズだったが、終わってみれば無傷の3連勝。「一番はホッとした」と笑顔を見せるが、女王はやはり女王だった。
 「もうワンテンポ遅ければ自分で行こうと思ったら、(山原)さくらさんが行ったので。2コーナーから自分で踏んだ感じも昨日、おとといよりは良かった。違和感は残ってるけど、帰ってからしっかり修正して、次の玉野(今月24日から)では納得のいくレースがしたい」
 これで2月小倉から続く連勝を19に伸ばした。「たぶん自分の連勝記録は21だと思うから、玉野で3連勝なら更新できますね。しっかり、油断せず伸ばしていきたいと思う」。玉野で自己記録を更新して、来月のサマーナイトフェスティバルにつなげる。

 チャレンジ決勝も打鐘過ぎ4コーナーからのカマシで後続を千切った松尾勇吾が完全優勝。昨年12月伊東での鎖骨骨折から復帰後、初の優勝を飾った。
 「昨日ちょっと失敗したので、今日は思い切って行こうと思ってた。復帰してからレースが消極的だったから、今回はそこを意識してました。やっと優勝できたので良かったです。今日のレースは良かったと思う。またこういうレースを続けて、早く同期に追いつかないといけないですね」

音無剛記者

2020年6月9日 00時22分

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