国際自転車トラック競技支援競輪が11日に開幕 ~青森競輪場~

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小原丈一郎
地元G3でS級デビューを迎える
地元のホープがオープニングレースに登場

 第11回国際自転車トラック競技支援競輪(G3)が6月11日、青森競輪場を舞台に開幕する。6月は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から「地区内あっせん」となっており、今シリーズは北日本、関東、南関の3地区の選手によって白熱のV争いが繰り広げられる。

 地元のホープ、小原丈一郎(青森・115期)は1レース1番車の大役を任された。直前の当地ミッドナイトで完全優勝を達成。4月の豊橋ナイター、小倉ミッドナイトに続く3場所連続の完全優勝でS級特別昇級を決めた。
 「今期はS級点を取るのがいっぱいだと思っていたんですが、6連勝できて、その勢いのまま特進できました。前回の決勝は緊張して脚が動かなかったんですが、なんとか勝つことができました。終わって次の日にここを走れると分かったので、疲れを取って、いいパフォーマンスができるように準備しました。S級では脚が劣っているので、チャレンジャーの気持ちで仕掛けます」
 地元G3がS級デビュー戦。オープニングレースでS級初勝利を飾って、あとに続く地元勢に弾みをつける。

笠原裕明記者

2020年6月10日 14時14分

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