注目レーサーが目白押し ~青森競輪場~

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宇佐見裕輝
今節も完全優勝を目指して次走の地元へ可能性をつなげる
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坂本紘規
前回の悔しさをバネに地元シリーズで優勝を目指す
集中力を求めて結果を出す

 7月27日(月)から青森競輪場でF2ミッドナイトシリーズが行われる。A級初日特選には7月13日からの函館シリーズを制した宇佐見裕輝(福島・94期)と7月20日からの函館シリーズを制した菅田和宏(宮城・88期)が登場する。
 
 一日でも早いS級復帰を目標に掲げる宇佐見裕輝は同県の相笠翔太に前を託して別線の前に立ちはだかる。
 「連勝を意識をしないようにって思っていますけど、やっぱりしますよね。前回の函館から10日空いたので練習と調整をしてきましたけど、山崎(芳仁)さんに『あと6連勝だな』ってプレッシャーをかけられました。今のいわきは山崎さんが帰ってきて練習のアドバイスからセッティングや自転車のアドバイスまで何でもしてくれるので、頑張れば頑張った分だけ結果がついてくる気がします。もちろん脚も上がっていますけど、気持ちの部分でも強くしてもらっている気がしますね。今回で3連勝できたら次は地元のいわき平なので。こういうチャンスをしっかりとモノにしてS級に戻りたいですね。この前の取手を勝った隅田(洋介)が先に6連勝。昨日から始まった函館ナイターの初日特選で(佐藤)一伸も勝ってて5連勝中。自分も負けられないので次の地元戦につなげたい」

 チャレンジ戦には117期の新鋭が5名が参戦。もちろん一番の注目株は地元のホープ坂本紘規だろう。

 「前回の豊橋を走ってみてまだまだ足りない部分が多いなって感じました。レースの流れに乗ることだったり、自分で巧く組み立てることだったりができていないですね。準決は(内に包まれて)何もできずに終わってしまって悔しかったですけど、自分の力を出し切れれば結果はついてくると思っているので考えて戦いたい。自転車に関しては前回までプレストのフレームを使っていましたが、今回から練習での感じが良かったブリヂストンに変えます。今開催は地元戦なので最低でも決勝に乗って優勝を狙いたいですね。『早くS級に上がった方が良いよ』っていう人はいますけど、自分の中ではコツコツやっていきたいと思っています。師匠(坂本貴史)にも『焦らずにしっかりやればいい』って言われているので」

 1レースは20時40分発走、エンジョイサイトの投票時間は締め切り5分前の20時35分となっております。最終9レースが行われる23時20分まで存分に競輪をお楽しみください。

細川和輝記者

2020年7月26日 16時42分

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