坂本紘規が特別昇班 ~弥彦競輪場~

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坂本紘規
偉大なDNAを持つ次世代のスター候補
冷静な運びで掴んだV

 10月19日(月)から弥彦競輪場で開催されているF2シリーズにおいて、2日間連続の1着で決勝に駒を進めた117期の坂本紘規(青森)が直線で追い込み完全優勝。9月前橋、西武園に続いての完全Vとなり、117期としては9月伊藤旭(熊本)以来、15人目となるA級2班への特別昇班を決めた。
 
 坂本は決勝戦で正攻法に構えると、最終ホームで仕掛けてきた林敬宏(愛知・117期)の番手にはまる。絶好の展開になった坂本は最終4コーナーから外に持ち出すと、直線で抜け出して9連勝を決めた。「内容は良くなかったけど、しっかり結果を出せて良かった」と開口一番にほっとした表情を見せた坂本。「先行しようと思っていたので、良い感じに(番手に)はまれた」と積極的な姿勢が好展開を呼び込んだ。「まだまだ通用しないと思うので、イチから経験を積んで頑張りたい」と今後の抱負を語った。

本吉慶司記者

2020年10月21日 21時15分

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