ミッドナイト競輪が8日に開幕 ~小倉競輪場~

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児玉碧衣
完全Vでガールズグランプリに弾みをつける
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犬塚貴之
ルーキーシリーズ以来、半年ぶりの当地参戦
ガールズGP控える児玉碧衣が登場

 北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が12月8日に幕を開ける。ガールズケイリンには絶対女王の児玉碧衣(福岡・108期)が参戦。年末のガールズグランプリに向けて大事な3日間になる。A級1、2班戦はルーキーの犬塚貴之(愛媛・117期)が盛り上げる。

 児玉碧衣は10月別府から12連勝中だ。11月当地のガールズグランプリトライアルでも完全優勝を飾っている。
 「前回の武雄はめちゃくちゃ寒かったので、今回はドームで寒い思いをしないで済む。武雄のあとは休養中心で、周回とダッシュ練習くらいしかしてないです。今回が終わったらグランプリに向けて、もがき練習をして刺激を入れようと思っています。(ガールズグランプリの決勝は11秒5の上がりタイムが出たが)今回は無理かな。11秒8くらいを出せれば」
 年末のガールズグランプリ3連覇へ向けて、今シリーズは3連勝がノルマ。初日2レースはスピードの違いを見せる。

 犬塚貴之は1、2班戦初戦の9月松山でいきなり完全優勝を達成したが、その後はやや失速。前回の防府は準決勝で落車のアクシデントに見舞われた。
 「ケガは両肘の擦過傷とむち打ち。むち打ちのほうは整体に行ったら治ったし、体のほうは全然問題ないです。デビューして最初の頃はカタカナのケイリンしか知らなくて、自分中心のレースが多かったけど、やっと競輪に慣れてきました。ラインで後ろのことも考えて、内容も重視していきたいと思っています」
 初日は予選メインの8レース。同県の橋本勝弘(愛媛・89期)を連れて豪快スパートを決める。

笠原裕明記者

2020年12月7日 16時01分

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