岩本俊介が千葉記念初制覇 ~松戸競輪場~

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岩本俊介
賞金ボードを持ち熊谷市長(左)と滝澤正光所長(右)と記念撮影に応じる
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ゴール線めがけてハンドルを投げる⑤番車の岩本俊介
千葉県の記念を完全制覇

 12月13日(日)に松戸競輪場で千葉競輪開設71周年滝澤正光杯の決勝戦が行われ、地元の岩本俊介(千葉・94期)が直線で鮮やかに抜け出して優勝。8月の松戸記念Vと合わせて地元記念の完全制覇となった。
 
 岩本は「スタートであの位置は予想していなかった」と先頭から数えて初手は5番手。残り2周半で後ろ攻めの吉澤純平が佐々木豪を押さえると、岩本もすぐに反応して赤板で先頭に立つ。すかさず仕掛けた上田尭弥が打鐘から先行策。後方から佐々木がまくり上げてくると、中本匠栄はけん制して2コーナーから番手まくり。岩本は中本の動きを追い掛けながら、2センターで外を踏み込み一気に抜け出した。「松戸で走ると7割増しですね」と得意バンクで無類の強さを発揮した。「中本君が踏んでくれたおかげで、スピードにも乗れた。これ以上ない結果で嬉しいです。今年は思いの他良い結果を残せたので、来年はもっと欲張って今年より良い成績を残せるように頑張りたい」と喜びを口にし、来年の抱負を語った。
 

本吉慶司記者

2020年12月13日 18時00分

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